システムエンジニアが学ぶべき言語とは

システムエンジニアに言語知識があればコードのメンテナンス性が向上する

今後も活躍するために!

コードのメンテナンス性向上

コードのメンテナンス性向上

システム開発プロジェクトにおいて、システムエンジニアがソースコードを詳細に扱う作業をすることはあまりありませんが、コードレビューはシステムエンジニアがプログラマなどと一緒に行います。そのため、仕事で扱うプログラミング言語についての知識はある程度理解しておく必要があります。

コードレビューとは

コードレビューとは、簡単に言えば確認作業です。実際にプログラミングを行ったエンジニアとシステムエンジニアが同席し、コードについて様々なチェックを行いながら議論をしていきます。そうすることで問題点を見つけ出し、改善すべき点は改善して褒めるべき点は褒める機会ともなります。システムエンジニアがプログラミング言語について理解していると、これらの作業が効率的に行えるだけでなく、より深く突っ込んだ議論を重ねられるようになるので、システム全体の精度も高めることができます。

コードレビューは建設的な議論を

システムエンジニアは、プロジェクト全体の責任を負っているため、コードレビューで仕上がりを確認することはとても重要なことです。実際にプログラムを手掛けたプログラマに具体的な質問ができるかどうかも、システムエンジニアが持っている知識によって違ってきます。
ここで気をつけたい点として、改善点や問題点と思える部分を見つけた際に、プログラマを責めるような言い方をしないようにすることです。気になる点があれば、なぜそのようにしたのかについて理論的な説明をまず聞くようにしましょう。そこから他に考え得る選択肢や対処法の議論へとつなげていくこともできますし、良い点などは積極的に褒めながら話を進めることによって前向きな議論にすることができるでしょう。仮に間違いや問題があったとしても、なぜそうなのかを説明してもらう過程において相手が自分で問題点について理解することができるかもしれません。

知識があると提案もしやすい

システムエンジニアがプログラミング言語についての知識を持っていると、コードレビューでより専門性の高い有意義な議論をすることが可能になるので、自分もプログラマも成長することができます。プログラムの修正点を見つけることは、問題解決方法について考える訓練にもなりますし、その経験が次の仕事の糧にもなるので、問題が発見されることを消極的に捉えるのではなく発見できたことを喜びましょう。知識の少ないシステムエンジニアからの提案は、現場の人には受け入れにくいものになってしまう可能性もありますが、積極的にプログラムについて勉強している姿勢があると、チームの人達にも好影響を及ぼし信頼されるようになるので、その先さらに良い仕事をすることができるようになるでしょう。