10位から7位
様々なタイプのシステム開発に対応するには、様々なプログラミング言語を使用します。そのため、システムエンジニアにとってプログラミング言語の知識は仕事の幅を広げるために必要です。プログラミング言語にはかなりの種類があるため、どこから手をつけていいか迷うかもしれませんが、使用頻度の高い言語から学びたいと多くの人は考えています。そこで、シェア率の高いプログラミング言語ランキングの10位から7位までをご紹介していきます。
10位 Visual Basic .Net
Visual Basic .Netは、マイクロソフト社が開発したプログラミング言語です。この言語は文法の構成がわかりやすく、プログラミング初心者が学びやすくて使いやすいことで人気があります。マイクロソフトからコンパイラは無料で提供されていますが、かつては有償での提供でした。現在ではこの言語専門に開発された統合開発環境を使うことが多くなっています。初心者向きの言語とはいえ、本格的なソフト開発をすることも十分に可能なので、数多くのシステム開発プロジェクトにおいて使用されています。Visual Basic .Netでできることとしては、マイクロソフト用のアプリケーション開発やWeb用アプリケーション、その他モバイル用アプリケーションなど、様々なシステム開発に使用することができます。
9位 Visual Basic
Visual Basicは、1990年代にマイクロソフト社が開発したプログラミング言語として長く親しまれています。Visual Basicは、マイクロソフトのQuick BASICを拡張したもので、プログラミング初心者用の言語として扱われることが多く、初期のバージョンは統合開発環境の名称でもありました。この言語を使用するとプログラマの手間を大幅に削減することが可能で、かつては記述が大変だったGUIを利用したプログラムを効率的に作成することができるようになりました。この言語の後継となっているのが10位のVisual Basic .Netです。
8位 Python
オランダ人が開発したPythonは、文法を必要最低限に抑えて利便性を高めた汎用のプログラミング言語です。高い生産性とコードの信頼性で、アプリケーション開発やデータ解析など多くのプログラマが現場で活用している言語です。Pythonとは英語でニシキヘビを意味していて、アイコンとしてヘビのイラストが使われているのはそのためです。
7位 PHP
PHPは、動的なWebページを作成する際に使われているプログラミング言語です。文法面では多くの構文がJavaやC、Perlなどのプログラミング言語から取られていて、初心者にも学びやすい言語として親しまれています。この言語は、サーバーサイド・スクリプト言語であることや、多くのフレームワークやライブラリの利用が可能なことなど様々な特徴があります。